『向田理髪店』と『こちらの事情』読んだ。
自分が仕事してた時はこの連休がなんとも待ち遠しいもんやったけど
今は連休は出かけると混むので無い方がええやんと思ってる現金なやつでおますw
しゃて~~~
ここんとこ読書がマイブーム?
週に1冊読めたら一年に50冊を読むことも出来るな~と
ひそかに「一年に50冊読む」目標を決めまひた
後10年そのペースで読めるとしたら500冊読めるよね
そりが多いのか少ないのか分からんけど頑張る!
『向田理髪店』
著者:奥田英朗さん
奥田英朗さんの本は何冊目になるやろか?
最初に読んだ作品「沈黙の町で」がサスペンス風で読み応えのあるもんやったから
他の作品もそういう感じかな?と思って読んでるけど
どーもそういう系のものではない
北海道の過疎の町が舞台となるお話
「向田理髪店」
若者が都会へ行くなか
向田理髪店では息子が跡を継ぐと言って帰ってきた
なんとか町を立て直そうと頑張る息子・・
「祭りのあと」
脳梗塞で倒れた高齢の男性とその妻
毎日遠い町の病院まで看病に通う日々
毎日通うわけは・・・
「中国からの花嫁」
過疎地では嫁をもらうも至難の業
そこで結婚相談所の紹介で中国人妻をめとるも・・・
「小さなスナック」
東京から帰省したバツイチの女性がスナックを開いた
垢ぬけした彼女に町の男衆はメロメロ・・・
「赤い雪」
映画のロケ隊がやってくると町は大騒ぎ・・・
「逃亡者」
町出身の若者が振り込め詐欺の主犯格として指名手配される・・
小さな町の人間模様を描いた作品
田舎に住む人のほっこりとしたところと
濃密な人間関係の大変さ サラリと読めた1冊やった
『こちらの事情』
著者:森浩美さん
図書館の書棚よりタイトルだけのイメージでチョイス
「家族小説」のシリーズもんやと知らずに借りた
さまざまな家族を描いた8話からなる短編集
母を介護施設に送りだす息子の話「荷物の順番」はもう泣けてしもた
父と母が亡くなってから親の話を読むとどうしても二人を思い出してしもて
泣けてしゃ~ない
でも決して悲しい話ではない
中間管理職 熟年夫婦 成長する子供 親の介護
どこにでもある話だけにす~と入って来る作品でひた
『向田理髪店』
『こちらの事情』